Webサイト制作の教科書!②~Webサイトを制作するために必要なツールとは?~

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2026/01/08
LENSAhub

「Webサイトを作って成果を出したい!でも、何から始めればいいの?」と悩んでいませんか?

前半のコラム※では、Webサイトの基本から、具体的な機能要件の決め方、制作のポイントを解説しました。

今回は、Webサイトを制作するための方法やツールについて解説します。Webサイトの目的や機能要件、予算に合った最適な作り方を見つけましょう。


※前半のコラムはこちら

Webサイト制作の教科書!①~事前準備の進め方~|LENSAhubサービスサイト

目次

最初に:「自作」か「制作会社」か

Webサイト制作は、まず「誰が作るか」を決めることから始まります。

大きく分けて「自作」か「制作会社に依頼する」かの2択になります。


  1. 自作する

自作する際には、サーバーやドメインなど、Webサイト制作に必要なものを自分で用意する必要があります。制作後にもセキュリティ管理など様々な運用管理を継続して行うための知識が必要となります。

制作方法としては、HTMLやCSSなどのコードを記述して制作する、もしくはWebサイト制作サービス(CMS)を利用するなどの方法があります。CMSは、制作会社側で制作まで請け負うものから、ツールのみを提供するものまでプランや契約形態は様々です。自作したい場合は、その中から「自社で編集可能なCMS」を選んで契約します。 プログラミング不要な「ノーコードCMS」であれば、コードの知識がなくても制作が可能です。

メリット: 費用を最小限に抑えられる。修正を即座に行える。

デメリット: デザインや機能に限界がある場合がある。制作や保守に社内リソース(時間・人手)が割かれる。

向いているケース: 予算が限られている、まずは名刺代わりのサイトが欲しい。


  1. 制作会社に依頼する

制作会社に依頼する場合、会社によってサービスの範囲は異なりますが、サーバーやドメインの準備から企画、運用のサポート、制作面でも高いクオリティや機能的な設計などが期待できます。運用面に不安がある場合、リリース後のサポート体制が整っているかどうかも選定の基準となります。

メリット: デザイン性が高く、集客やブランディングに強いサイトが作れる。セキュリティ対策や複雑な機能開発も任せられる。

デメリット: まとまった初期費用がかかる。意図を伝えるための打ち合わせや確認の時間が自作するよりも多く発生する。コストがかかる分、要件定義が不十分な場合のリスクが、自作するよりも高くなる。

向いているケース: 売上や問い合わせなどの成果を重視したい、独自のデザインや複雑な機能が必要。


【制作会社によって「得意分野」が違う】

一口に「制作会社」と言っても、Web制作会社や広告会社、SIerなど、その専門分野は多岐にわたり、同じ業態であっても企業によって強みや特徴は異なります。下記は、あくまで一般的な傾向としての目安ですが、依頼先を選ぶ際の参考にしてください。


Web制作会社

価格:要件や機能によって変動

年数(実績):多様な業種や規模での制作実績あり

サポート体制:Webサイトに合わせたサポート体制

広告会社

価格: 一般的な制作会社よりは高価な傾向

年数(実績):広告戦略と連動したものが得意

サポート体制: マーケティング視点でのサポートは手厚い

SIer

価格: 大規模サイトは高額

年数(実績):Web制作の実績は少ないが、システム開発やITインフラ構築は実績豊富

サポート体制:保守・運用体制は強い

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Webサイト制作ツール「CMS」の種類

Webサイト制作において、制作~運用までをノンデザイナーの担当者が行うことが想定される場合、Webサイト制作の現場ではCMSと呼ばれるコンテンツ管理システムを導入することが多くあります。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは Webサイトの文章や画像などのコンテンツ管理を行うことができるシステムです。 その提供形態や管理方法によって、主に「クラウド型」「オープンソース型」「パッケージ型」の3種類に分類されます。


  1. クラウド型CMS

サービス提供者(ベンダー)が用意したシステムとサーバー環境を、インターネット経由で利用するSaaS(Software as a Service)型のCMSです。

サーバーの保守やセキュリティ対策、システムのアップデートなど、技術的な管理はすべてサービス提供者側が行うのが特徴です。 手軽に導入でき、サーバー等の専門知識が不要であることが大きなメリットです。

一方で、サイトのデータを他のCMSやサーバーへ移行しにくいことや、機能拡張やデザインの自由度が制限される場合があることがデメリットとして挙げられます。ただ、近年では上位プランやオプション機能によって、こうした自由度の制限をカバーできるサービスも増えています。


  1. オープンソース型CMS

プログラムの設計図(ソースコード)が一般公開されており、誰でも無料で入手し、自由に改変・利用できるCMSです。世界で最も利用されている「WordPress(ワードプレス)」が代表的です。

システム本体は無料ですが、利用するためには自分でレンタルサーバーとドメインを契約し、そこにCMSをインストールする必要があります。 ソースコードが一般公開されていることにより、多くの拡張機能やプラグインが公開されているためカスタマイズの自由度が高く、複雑な機能も追加可能です。

しかし、メーカー保証・公式サポートがないためサーバー管理、セキュリティ対策、本体やプラグインのアップデートなど、技術的な保守・管理をすべて自社(または委託先)で行う必要があり、ソースコードが一般公開されているからこそ攻撃者に脆弱性を探されるセキュリティリスクが高いというデメリットもあります。


  1. パッケージ型CMS

ソフトウェアベンダーが開発・販売しているCMSライセンス(製品)を購入し、自社のサーバーなどに導入して利用するCMSです。

企業での利用を前提に開発されているため、強固なセキュリティ、手厚いメーカーサポートなどが備わっているのが特徴です。 これらはクラウド型などのその他CMSにも備わっている場合もありますが、パッケージ型CMSは、社内LANのみなどのイントラネットで動かすことができるため、大規模なサイトや、金融機関・官公庁など高い信頼性が求められるサイトに適しています。デメリットとしては、導入時のライセンス費用や初期構築費が高額になりがちな点や、導入までに時間がかかる点が挙げられます。


CMSには様々な種類があるため、迷った際はまずこれら3つの分類を基準にして検討を始めてみましょう。

それぞれの分類にメリット・デメリットが存在しますが、独自の機能追加やサポート体制によってデメリットを解消しているサービスも数多く存在します。「どのタイプか」という分類だけで判断せず、自社の社内体制や運用方法と照らし合わせながら、各サービスの具体的な機能を比較・検討することが重要です。

作った後の「運用方法」も考えておく

Webサイトは「作って終わり」ではありません。公開後の更新・運用を「誰が」「どのように」行うかも、制作方法を選ぶ重要な基準になります。 特に、前述したCMSの種類によって「管理のしやすさ」や「専門知識の必要性」は大きく異なります。自社のスキルや体制に合ったツールを選ぶことが重要です。


  1. 自社で更新・管理する

お知らせやコンテンツ等の更新を社内で行います。

メリット: 最新情報を即座に発信できる。外注コストがかからない。

注意点: 社内リソースを使う必要がある。社内の運用体制に合ったCMSを選定しておかないと、業務負荷が高まり、更新が滞る原因になる。


  1. 制作会社・保守会社に依頼する

更新作業や、システムの保守管理をプロに任せるパターンです。

メリット: デザイン崩れの心配がなく、常に高品質な状態を保てる。セキュリティ更新も任せられる。

注意点: 都度費用や月額保守費がかかる。依頼から反映までにタイムラグがある。


【ハイブリッドな運用もおすすめ】

CMSを利用して日常のお知らせやコンテンツ等の更新作業は自社で行い、システム管理や大幅な改修はプロへ任せるというハイブリッドな運用を行う企業も多いです。 どの範囲まで自社で対応できるか、社内体制や必要となる更新・制作作業を照らし合わせて確認しておきましょう。

まとめ:機能要件に沿って方法を選ぶことが大切

Webサイトの制作方法は、「作りたい機能要件」と「かけられるリソース(予算、時間、スキル)」に照らし合わせて選ぶことが重要です。

流行りのツールや、「安いから」という理由だけで選んでしまうと、後から「やりたいことができない」という事態になりかねません。まずは「何を達成したいサイトなのか」を明確にし、それに最適なツールを選定していきましょう。

また、Webサイトは公開後も継続的な運用をしていくことが重要となります。 必要な対策は日々変化していきます。そんな変化に対応できるよう、こまめにWebサイトの改善を行っていくことが、成果を出し続けるためのポイントです。


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