Webサイト制作の教科書!①~事前準備の進め方~

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2025/11/28
LENSAhub

「Webサイトを作って成果を出したい!でも、何から始めればいいの?」と悩んでいませんか?Webサイトは、企業や店舗などの情報を発信できる重要なツールです。

このコラムでは目的や機能要件、予算に合った最適なWebサイトの作り方を2回に分けて紹介していきます。

今回は、Webサイトの基本から、具体的な機能要件の決め方、制作のポイントまで解説します。

目次

企業Webサイトとは?

Webサイトとはインターネット上にある複数のWebページを1つにまとめたものをさします。

企業Webサイトには、会社やサービスを紹介する「コーポレートサイト」、「サービスサイト」、人材採用を目的とした「採用サイト」、役立つ情報を継続的に発信する「オウンドメディア」など、様々な種類があり、目的によってその役割は異なります。

そのため、制作したいWebサイトの目的や予算、機能、スケジュールなどをしっかりと検討し、制作を進めることが重要です。

Webサイトを作る手順

Webサイト制作は、制作方法やWebサイトの要件によって必要な時間や手順が異なります。

今回は、日本語・英語サイトをどちらも制作をする想定で制作会社に依頼をした場合の全体のスケジュールの1例をご紹介します。所要期間はあくまで目安です。

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Webサイト制作は大きく分けると3段階あります。

まず、方向性や改善したいこと・実現したい事などをまとめていく要件定義のフェーズ。

そして、それをもとに提案を受け制作会社を選定していく制作会社の選定のフェーズ。

そして晴れて制作会社がきまり、プロジェクト開始する実制作フェーズの3段階です。

そのなかでも特に要件定義のフェーズにておこなわれる「1.社内要件の確認」と「2.要件整理」をしっかりと準備をすることが重要です。

この3段階の内容をより細かく解説していきます。

要件定義

  1. 社内要件の確認
    社内にて確認を行います。
    Webサイトを制作するにあたって、社内状況の確認や今後の目的を定めることは重要となります。下記のようなポイントを意識して確認してみてください。
    (1) 事業環境把握
    (2) ターゲット選定
    (3) Webサイト目的
    (4) KPI選定
    (5) コンテンツ保守
    (6) システム保守
    (7) インフラ保守 
    etc
  2. 要件整理
    社内要件を確認後、内容を整理します。
    先ほど確認した内容を参考に、抽象的な目的を具体的な要件に落とし込み、より細かく整理していきます。
    (1)ターゲット
    (2) 訴求内容
    (3) コンテンツ保守方法
    (4) システム保守方法
    (5) インフラ保守方法
    etc
  3. 制作会社:概算費用算出~想定費用提示
    要件をもとに、プロジェクトの大まかな費用と工期を算出します。
  4. 予算検討・社内申請
    プロジェクトの大まかな費用と工期を把握し、予算を検討します。
  5. 実施可否判断/RFP(提案依頼書)の最終化~配布
    プロジェクトを進めるかの判断をおこない、制作会社選定のためのRFPを作成します。

制作会社の選定

  1. 制作会社:提案書作成~プレゼンテーション
    RFPをもとに、制作会社からWebサイトの案や費用を提示し、プレゼンテーションをおこないます。
  2. 社内検討
    提案内容をもとに社内にて検討します。
  3. 社内最終申請・予算枠仮押さえ~制作会社選定
    最終的な決定を行い、契約に向けた準備を進めます。
  4. 制作会社:お申込み・ご契約
    制作開始に向けた正式な発注手続きを書面にておこないます。

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実制作

  1. 制作
    要件定義で定めた内容をもとにWebサイトの制作を進めていきます。
  2. 再見積もり
    最終的に正確な仕様を確定し、費用の最終合意をおこないます。
  3.   ご請求、お支払い
    プロジェクトの完了、または決められた区切りにて、支払いをおこないます。

Webサイト事前準備のポイント

  1. 整理のポイント
    先ほど「Webサイトを作る手順」にて=要件定義のポイントをご紹介しましたが、要件定義にて社内意見の合意形成をおこなう前に、事前準備として社内の意見を整理しておくことでよりスムーズにWebサイト制作を進めることが可能になります。
    その際には以下のポイントを意識して社内の意見の整理を進めてみてください。

    目的背景

    Webサイト制作の目的や、なぜ制作をするに至ったのかなどの背景を整理し、今後の運用におけるKPI、KGIを設定します。

    予算

    予算をあらかじめ決めることで実現したい機能やデザインの優先順位の決定に役立ちます。

    機能

    ユーザーの利便性やセキュリティ要件など必要な機能要件をあらかじめ明確にすることが重要です。

    制作方法

    必要な機能やデザインをふまえて、Webサイト制作をだれがどのようにおこなうのかを明確にします。

    課題感

    現行のWebサイトがある場合、現行Webサイトの問題点などを洗い出すことで新しいWebサイトに必要な機能や制作ツールの選定に役立ちます。

    納期・スケジュール

    あらかじめ公開日やそれに合わせたスケジュールを作成しておくことでスムーズに進めることができます。

    運用方法

    Webサイト公開後の更新や管理などの運用方法をあらかじめ決めておくことが重要です。

    社内の意思疎通

    Webサイト制作を進めるための社内の体制を整え、最終的な意思決定までのプロセスを明確にしておくことが重要です。

  2. 新Webサイト活用のための施策を検討する
    社内にて設定したKPIをもとに、Webサイト公開前からそのKPIを達成するために必要な施策をあらかじめ検討しておくことが重要となります。
    例えば、「オーガニック検索流入数の増加」を達成するために、具体的なSEO対策をおこなう。また、「ブランド認知度の向上」を図るため、SNSマーケティングを展開するといったように、設定したKPIとあわせた施策をおこなうことで新Webサイトを最大限活用し、成果の出る運用が可能となります。

    ▼SEO対策についてのコラムはこちら
    E-E-A-Tとは?AI検索時代に重要なSEO対策 | コラム | MEGLASS finder

まとめ:目的と要件に合った「失敗しない」Webサイト制作の進め方

本コラムでは、Webサイトの基本から、具体的な機能要件の決め方、制作のポイントについて解説しました。

特にプロジェクトの土台となる「要件定義」フェーズの準備が不十分だと、その後のスケジュールが後ろ倒しになったり、費用感だけで制作会社を決めざるを得ないことになったりなど、十分に納得のいくものができなくなります。

「失敗しない」Webサイト制作をおこなうためには、「なぜ作るのか」を明確にし、公開後の運用においての目的・目標を社内で事前に共有することが重要となります。

Webサイト制作の手順やポイントをしっかりとおさえて、成果の出るWebサイトを作りましょう!

次回のコラムでは、Webサイト制作のツールや制作方法の種類について解説します。